不倫慰謝料 [事例4]

慰謝料400万円の請求に対し、訴訟で200万円の支払に減額成功

40代女性
立場慰謝料請求額
慰謝料を請求された側 400万円⇒200万円に減額

背景

Aさんは妻のいる男性と不貞行為をしてしまい、不貞相手の妻から400万円の慰謝料の支払いを求める裁判を起こされてしまいました。
相手方には代理人弁護士がついており、不貞相手も共同被告となっていました。
ご自身で訴訟の対応をするのは難しいと感じたAさんは、第1回口頭弁論期日が開かれる前に当事務所にご相談にいらっしゃいました。

対応

Aさんとしては、①これ以上請求額が増えて欲しくない、②一括払いは難しいので分割払いで支払いたい(ただし、ある程度の頭金は用意可能)、③勤務先に給与の差押えがされることは絶対に避けたい、④不貞相手への求償権は放棄したくない、というご希望でした。
相手方は不貞相手に対し離婚調停も申立てており、婚姻期間が15年以上で子供も複数いた相手方夫婦の家庭を破綻させてしまったことからすると、訴訟で請求認容判決が出た場合、高額な慰謝料額が認められる可能性が高い事案でした。

しかも、相手方の所持する証拠は、不貞行為があったことを裁判所が認めるのに十分なものでしたので、不貞行為を否認して争うのはリスクが高いと言えました。
そこで、判決になり高額な慰謝料の一括払いをしなければならなくなるリスクを避けるため、相手方の主張を大筋で認めつつ、分割払いの和解でまとめる方向で進めることにしました。

結果

訴訟と並行して訴訟外でも相手方代理人との交渉を継続し、最終的に慰謝料200万円の支払で合意することができ、和解で解決に至りました。

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